宇宙船において食料の確保はとても重要な問題です。食料がなくなれば飢餓状態になり、最終的には餓死します。
食料の確保
食料の確保には大きく分けて、遺棄船からの移送、他派閥との交易、船内での栽培、の3つがあります。
遺棄船からの移送は運の要素が大きく、他派閥との交易では割高な食料を購入することになります。一番おすすめなのが船内での栽培です。
栽培するには明るさ、CO2、温度に気を付けながら、水と肥料を消費して作物を育てます。
水 | |
肥料 |
使用する施設は「光源付き栽培床」なので、明るさは気にする必要はありません。「CO2生産装置」(石炭を消費する)と「温度調節装置」が必要です。
「光源付き栽培床」を使用するには「植物学」、「CO2生産装置」を使用するには「植物学02」の研究が必要です。
栽培できる食料は4種類です。
根菜 | |
果物 | |
種実類 | |
人口肉 |
「根菜」「果物」でおよそ60時間、「種実類」「人口肉」でおよそ90時間で栽培が完了します。
実は「CO2生産装置」は小規模の食料栽培においては必要ありません。乗組員は呼吸によって酸素を消費し、二酸化炭素を吐き出します。その二酸化炭素を食料栽培に利用するのです。
「CO2生産装置」無しで、乗組員5人から8人で、6から10マスの食料栽培が可能です。「CO2生産装置」は、二酸化炭素が足りないことが分かった後で建造しても遅くありません。
ですので、ゲーム開始後早い段階で「植物学」の研究だけは済ませておきましょう。「植物学02」はもっと後で問題ありません。
食料の運用
食料は、「厨房」を使って乗組員に配給されます。
厨房では、配給する食料を細かく決めることができます。
「栄養価」は1個当たりの数値です。「クレートからの分量」は1個から何%消費するかの数値です。例えば、初期設定の果物の分量は9%で、およそ11回食事をすると果物を1個消費します。
「栄養価」の数値はそのまま、乗組員のお腹の量になります。準備された食料の初期設定は100で、オール7%で77になります。
厨房の分量設定はいろいろな説があり、これが100%正しいというものはないです。炭水化物を果物から摂ることと、人口肉を食べるかどうかがポイントなようです。
オール7%から根菜を1%減らし、果物を1%増やしたパターン。
果物を11%、残りを9%にしたパターン。
根菜を極限まで減らし、果物を多くしたパターン。
根菜を極限まで減らし、果物を多くしたパターン。
果物と種実類を中心としたパターン。
人口肉を使用しないパターン。タンパク質は種実類から摂る。
人口肉を使用しないパターン。タンパク質は種実類から摂る。
モンスターの肉と人肉について
「モンスターの肉」と「人肉」も一応食料です。食べることができます。
「検視台」を使って、クローラーの死体や人間の死体を解体して、手に入れます。
モンスターの肉 | |
人肉 |
どちらも乗組員の気分が下がり、「モンスターの肉」には毒素もあります。最大の問題は「吐き気」です。食べた胃の内容物がすべて出てしまうため、食料が無駄になります。食べることをおすすめしません。
藻類配膳装置について
「藻類配膳装置」は、栄養価の低い藻を配給する設備です。「水」と「生体物質」を消費します。
「厨房」とは別に「藻類配膳装置」を配置しておけば、「厨房」に食料が無くなっても乗組員は「藻類配膳装置」から藻を食べます。ただし、藻には毒素があり、「吐き気」をもたらすことがあります。
食料の節約のため、または毒素に侵され続けないために、一定期間で施設の「停止」と「停止解除」をして、「厨房」と「藻類配膳装置」を切り替える方法もあります。
宇宙食とマイルドアルコール
宇宙食 | |
マイルドアルコール |
「宇宙食」と「マイルドアルコール」は基本的に船外から手に入るもので、保管庫に溜まっていきます。これを乗組員に消費してもらうには、「保管庫」のメニューから、「食事を許可する」にチェックをつける必要があります。
この時、余暇施設が遠いと「宇宙食」をその場で立ち食いします。できれば余暇施設の中か近くに、専用の保管庫があると良いかもしれません。
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